健康診断のススメ
人医療において健康診断という言葉はすでに市民権を持ち、健康な成人は様々な健康診断を受け、疾患の早期発見、早期治療に努めるという事はもはや当たり前の事となっている。事実、人は生まれた時より新生児健診、就学前の健診、歯科検診、企業健診、成人病検診、各種がん検診など、様々な健診(検診)を受けて日々の健康維持に役立てている。国を挙げた政策の恩恵を受け、日本で最初に集団で健康診断が実施された1940年代に40歳代だった日本人の平均寿命は80年の間に女性の平均寿命は世界第1位、男性の平均寿命も80歳代とおよそ2倍弱まで飛躍的に伸びている。
- 執筆者
- 上條 圭司(一般社団法人Team HOPE)