一次診療施設で甲状腺機能低下症と診断され、治療を受けた犬が真の甲状腺機能低下症である可能性の評価:102症例(2016~2021年)
SAC NAVIの中の学術情報として、2024年にトライアルとしてWiley社の獣医学系雑誌の重要論文の日本語解説を掲載したが、2025年も全6報を6回にわたり掲載することとなった。Wiley社は著名な学術出版社であり、とくにJournal of Veterinary Internal Medicine、 Veterinary Surgery、Veterinary Dermatology、Veterinary and Comparative Oncologyをはじめとした獣医学系の学術雑誌も多く出版している。本来であればこうした雑誌の最新文献に一通り目を通すのが望ましいが、忙しい日々の生活のなかでは簡単ではない。この企画は、Wiley社の雑誌のなかから獣医学領域においてとくに重要だと思われる最新の論文を、ほんの数分で読んでいただきエッセンスをつかんでいただくものである。ぜひ多くの先生方に目を通していただき最新情報に触れていただければ幸いである。
- 内分泌学
- レボチロキシン
- 甲状線
- サイロキシン
- 総T4