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学術情報
東京大学附属動物医療センター(以下当院)を受診する約1ヶ月前から食欲低下、下痢、流涎が認められるようになり体重も減少し始めたことから紹介医を受診。血液検査では貧血と白血球の上昇を認め、X線検査も実施されたが診断には至らなかった。その後副腎皮質ステロイド剤を含む対症療法を実施したところ食欲と下痢は改善したものの流涎は改善せず、体重もさらに減少したため当院を紹介受診された。
当院受診約3週間前より頻回の嘔吐を主訴に紹介医を受診。触診にて上腹部に腫瘤を触知し、腹部超音波検査にて胃に腫瘤性病変を認めた。同病変に対して細針吸引(FNA)により検体を採取し細胞診を実施したところ間葉系腫瘍が疑われたため診断および治療方針策定を目的に東京大学附属動物医療センター(以下:当院)腫瘍内科を紹介受診された。
当院受診約2ヶ月前より鮮血便・黒色便を認めるようになり、その後ふらつきも認めたため紹介医を受診し重度貧血(Hct 12.1%)を認めた。輸血および免疫抑制療法が実施されたが貧血は改善しないため貧血の原因精査を目的に東京大学附属動物医療センター(以下:当院)を紹介受診された。