犬のクッシング症候群の診断〜第2回 尿中コルチゾール/クレアチニン比(UCCR)②~

犬のクッシング症候群の診断〜第2回  尿中コルチゾール/クレアチニン比(UCCR)②~

学術情報

犬のクッシング症候群の診断〜第2回  尿中コルチゾール/クレアチニン比(UCCR)②~

著者について

永田 矩之(岐阜大学)

永田 矩之(岐阜大学)

略歴

2010年 湯木どうぶつ病院勤務
2016年 北海道大学大学院獣医学研究科附属動物病院 臨床研修獣医師
2016年 北海道大学大学院獣医学研究科博士課程
2018年 日本学術振興会特別研究員
2020年 北海道大学大学院獣医学研究院附属動物病院 特任助教
2023年 岐阜大学応用生物科学部獣医臨床放射線学研究室 准教授

はじめに

第1回では、犬のクッシング症候群の診断における尿中コルチゾール/クレアチニン比(UCCR)の概要について記載しました。UCCRが「コルチゾールの産生増加」を証明する方法として優れた検査であり、適切な方法で尿を採取し、適切なカットオフ値を使用することで、犬のクッシング症候群の診断に有用であることが理解できたと思います。第2回では、私たちのデータをお示ししながら、UCCRの実際の利用について、注意点を含めて記載したいと思います。