はじめに
前回のコラムでは、コンパニオンアニマルFMTガイドラインPart1をもとに、「理想的な糞便ドナーとは何か」について解説しました。健康状態、既往歴、投薬歴、生活環境、食事内容、同居動物の有無など、ドナー選びだけでも考慮すべき要素は山ほどあります。しかし、どれほど理想的なドナーが見つかったとしても、それだけでFMTが完成するわけではありません。
FMTを料理に例えるならば(最も対極に位置する例えでスミマセン…)、ドナーから採取した糞便は材料に該当します。料理として完成させるには、材料を調理し、盛り付けをして提供する必要があります。
うんちは、採取した瞬間から刻一刻と変化を始めます。温度、時間、酸素への曝露、攪拌の有無、保存条件。こうした一つ一つの要素が、糞便中の微生物叢に影響を与えます。つまりFMTとは、「うんちを移植する治療」ではなく、「うんちをどう扱うか(どう調理するか)まで含めた医療行為」なのです。
そこで今回は、FMTガイドラインPart2「うんちの下準備と仕込み」に焦点を当てます。ガイドラインをご紹介しながら、「現場では実際どうなのか」「理想と現実のズレはどこにあるのか」、そして筆者自身がFMTを通じて考えてきたことを掘り下げてみたいと思います。
FMTを料理に例えるならば(最も対極に位置する例えでスミマセン…)、ドナーから採取した糞便は材料に該当します。料理として完成させるには、材料を調理し、盛り付けをして提供する必要があります。
うんちは、採取した瞬間から刻一刻と変化を始めます。温度、時間、酸素への曝露、攪拌の有無、保存条件。こうした一つ一つの要素が、糞便中の微生物叢に影響を与えます。つまりFMTとは、「うんちを移植する治療」ではなく、「うんちをどう扱うか(どう調理するか)まで含めた医療行為」なのです。
そこで今回は、FMTガイドラインPart2「うんちの下準備と仕込み」に焦点を当てます。ガイドラインをご紹介しながら、「現場では実際どうなのか」「理想と現実のズレはどこにあるのか」、そして筆者自身がFMTを通じて考えてきたことを掘り下げてみたいと思います。
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![犬猫のうんちコラム [第14回] ディスバイオーシスを標的とした治療法:FMT その7~コンパニオンアニマルのFMTガイドラインを読み解く:Part 2「うんちの下準備と仕込み」~](https://cdn.clipkit.co/tenants/1041/articles/images/000/003/793/large/67fbc912-7700-4994-b6bf-48f18397b239.jpg?1768872284)




