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クッシング症候群は、コルチゾールの過剰分泌が持続することを特徴とする、犬において一般的な内分泌疾患である。トリロスタン、ミトタン、ケトコナゾール、カベルゴリン、セレギリン、アミノグルテチミドなどの複数の薬剤が使用されるが、これらの薬剤が犬の生存期間にどの程度影響するかは明確ではない。本システマティックレビューおよびメタ解析では、上記の薬剤が自然発生性クッシング症候群に罹患している犬の生存期間に及ぼす影響を比較評価した。2024年9月1日から2025年1月3日までの期間においてMEDLINE、Embase、Web of Science、Academic Search CompleteおよびCochrane Libraryを包括的に検索した。クッシング症候群と診断された犬に対して上記薬剤のうち少なくとも1種類が使用され、生存期間が報告されている研究を適格とした。5つの研究(犬295例)がこの選択基準を満たし、その中で4つの研究からトリロスタンおよびミトタンについてメタ解析の実施に十分なデータが得られた。4つの研究を統合した平均生存期間の差は85.1日(95%CI:-255.9~85.7、p=0.21)となり、異質性が高かったため(I2=89%)、両薬剤間で統計学的有意差は示されなかった。


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