はじめに
高用量デキサメタゾン抑制試験(HDDST)は、クッシング症候群の病態鑑別(下垂体性や副腎性など)のために実施される検査です。HDDSTは、血中コルチゾールを用いるものと尿中コルチゾール/クレアチニン比(UCCR)を用いるものに分けられます。近年、血中コルチゾールを用いてHDDSTを実施する機会はほとんどないかもしれませんが、UCCRを用いたHDDST(UCCR-HDDST)は、状況によっては有用な検査になると考えられます。UCCR-HDDSTの利点は、「コルチゾールの産生増加」と「グルココルチコイドフィードバックに対する視床下部-下垂体-副腎軸の感受性低下」を同時に評価できることです。
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